或る列車が九州で復活！デザインやコンセプトが魅力！発売時期や料金は？

ＪＲ九州が2015年夏に「或る列車」の
運行を開始するという発表がありました。

新たな観光列車に「幻の豪華客車」の
「或る列車」が使われるのだそうです！

１００年以上前に造られ、
活躍しないまま姿を消した
「幻の豪華客車」とは？

今日は「或る列車」について調べてみたいと思います。

或る列車とは？

九州鉄道が1906年に米国のブリル社に
発注してつくられた列車で
1906年の鉄道国有法により翌年九州鉄道が国有化され、
内閣鉄道院（東京）に移籍。
しかしほとんど営業運転されないまま使命を終えたという
幻の客車。

「或る列車」という名前は
「九州鉄道のブリル客車」「九鉄ブリル客車」と
呼ばれていたのが、
戦前の鉄道誌「鉄道趣味」で「或る列車」と紹介され
それ以降マニアの間では
「或る列車」と呼ばれるようになったのだとか。

鉄道ファンの間では知る人ぞ知る
「或る列車」だそうです。

そして世界的に有名な鉄道模型の制作・収集家
元コクヨ専務の原信太郎さんが
この車両を7年かけて1999年に復元模型を完成させます。

原さんは幼いころの記憶を元に再現。
現在横浜市の原鉄道模型博物館で
展示されています。

2014年7月5日に原信太郎さんは
９５歳で亡くなっています。
原さんは横浜市の原鉄道模型博物館
の館長をされていました。

ＪＲ九州の新たな観光列車「或る列車」とは？
コンセプトやデザインは？

この車両を豪華寝台列車「ななつ星in九州」を
手がけた水戸岡鋭治さんが
復活させようというのが

ＪＲ九州の新たな観光列車、
「或る列車」です。

列車名は、

ＡＭＡＺＩＮＧ（素晴らしい）
ＲＯＹＡＬ（豪華な）
ＵＮＩＶＥＲＳＡＬ（世界中の）

の頭文字にもかけているそう。

原さんが亡くなって非常に残念ですけど
見てみたかったでしょうね・・・・

コンセプトは車内で特注のスイーツを味わいながら
車窓を楽しむ「スイーツ列車」
九州産食材を使ったパンやスープなどの
軽食やスイーツ4品を提供。

或る列車のデザインは？
「或る列車」と呼ばれる模型をもとに、
水戸岡鋭治さんが手がけ

（画像は１号車の車内イメージ図）

明るいメープル材を使った車内で
２両編成、
２人用と４人用のテーブル席を配置しているそう。
定員は３８人で

厨房やサービスカウンターも設置

車内は木材を多用し、大川組子などで温かく
落ち着いた雰囲気。
外観は金色と黒に唐草模様をあしらっているという。

「或る列車」の運行区間や料金、発売時期は？

金曜、土曜、休日を中心に、
久大線の大分－日田間（2015年夏）
大村線の佐世保－長崎間（2015年秋以降）を１日１往復

料金は食事代を含めて１人２万円程度
（２人席で２人利用の場合）だそうです。
ただし個室利用の場合は別途料金。

発売時期についてはまだ未定のようで
今後発表があるようです。

またまた運行開始のチケットは
プラチナでしょうけど。

この金額ならいけそうですよね！
今後の発表が気になりますね。

ななつ星in九州は豪華すぎて、
しかもターゲットは
「アジアの富裕層」！

料金が
1泊2日コース
2名1室ひとり15万～22万円
1名1室28万～42万円

3泊4日コース
2名1室ひとり39万～56万円
1名1室約62万～98万円

となっているので、それに比べると
贅沢な軽食やスイーツが食べられて
2万というのは乗れそうな気がしてきます！

ななつ星in九州はちょっと贅沢だけど
「或る列車」には乗ってみたいという人は
多いでしょう。人気でそうですね！

う〜んますます
チケットがプレミアもんですね。
現トワイライトエクスプレス
の最終のチケットもオークションでは
えらいことになってますから・・・・

JR九州の青柳俊彦社長は

「ななつ星in九州に1時間だけでも乗ってみたいな、と思っている人に楽しんでいただけると思う」

とコメントしています。

明治時代に製造されたものの一度も走ることなく
廃車になった”幻の豪華列車”を復刻させる
という企画自体素敵ですし

地元の食材を使った食事やスイーツも
楽しみです。

発売時期情報が待たれますね！

Thank you for coming today.

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