映画世界から猫が消えたならのキャストやあらすじは?佐藤健の演技の魅力も

 

映画プロデューサーとして有名な川村元気さんが執筆した
初の小説「世界から猫が消えたなら」
ついに映画化されることにました。
本のカバー写真、物陰から顔を覗かせて
こちらを見つめている何とも可愛らしい猫の写真を
目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
その不思議なタイトルから想像されるのは、
ノンフィクション?それともファンタジー?
何だかとても意味深ですよね。
実写映画化に関する秘話など調べてみました!

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映画世界から猫が消えたならの原作者はどんな人?

「世界から猫が消えたなら」を書いたのは
映画プロデューサーとして有名な川村元気さん。

<プロフィール>
1979年横浜生まれ。
上智大学文学部卒業後に東宝に入社。
「電車男」「告白」「悪人」「寄生獣」などの映画を制作。
その他、プロデュース作品として「デトロイト・メタルシティ」
「おおかみこどもの雨と雪」「モテキ」などがある。
2010年、米The Hollywood Reporter誌の
「Next Generation Asia 2010」に選出される。
2011年、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。

2012年に初の小説「世界から猫が消えたなら」を執筆し
本屋大賞にノミネートされるなど、70万部のベストセラーとなります。
また、この作品は初めてLINEで連載された小説でもあります。

ピクチャ 1

川村元気さんのコメント。

失うことと得ることは、一体になっています。失うことによってはじめて、見えてくる世界がある。それに対して無意識に生きる人生と、想像を及ばせる人生があるのだとしたら、僕は後者でありたい。

 この思いが、『世界から猫が消えたなら』を書いたきっかけです。そしてこれは、生きていく上で誰もが抱く普遍的なテーマなのだと思います。この物語はファンタジー的な設定ですが、同時にある家族のかたちを描いたドキュメンタリーでもある。世界中の誰もが“僕”を自分に置き換え、当事者として入りこめるような物語を目指しました。

タイトルは初め「世界から僕が消えたなら」だったそうです。
しかし、読む側によって答えが違うタイトルにしたくて
“僕”を“猫”に変えたんだそうです。

 

そうすることによって、すごく悲しいと感じる人もいれば
どうでもいいと思う人、むしろ嬉しく感じる猫嫌いの人がいたりと
そこにたくさんの議論や想像が生まれてくる、というのが
川村さんの意図するところと思われます。

 

映画世界から猫がきえたならのあらすじは?ネタバレ注意!

このお話は、余命宣告された男性の最後の一週間を描いた作品です。

一匹の猫と暮らす30歳の郵便配達員の「僕」。
ある月曜日に、脳腫瘍のために余命あとわずかと医者から宣告されます。
そんな「僕」の前にアロハ姿の「アクマ(悪魔)」があらわれて
『明日の火曜日に死ぬ予定になっている』と告げます。

「アクマ」はこの世から一つだけ何かものを消せば
1日だけ寿命を延ばしてあげると「僕」に取引をもちかけます。

「僕」が取引に応じると
火曜日にまず電話がこの世から消えると告げられます。

そして、電話が消える前に、一度だけ電話を使うことを許されます。

同じようにして、水曜は「映画」、木曜は「時計」
金曜は「猫」、そして土曜は・・・・。

「アクマ」のお告げを聞いた後に
一度だけと許されるものに対し、「僕」の取る行動が
物語の大筋となって進行していきます。

そして、亡くなった母が残した一匹の猫と共に過ごしながら
絶縁状態にある父や愛情を注いでくれた母との生活を振り返り、
モノは決して無意味に存在しているのではないと気づきます。

そして、本当に大切なものに気づかされた「僕」は
物を消しながら生き長らえることを止める決意をします。

「僕はいまの自分でいいと思える。
ここではないどこか、ではなく、ここにいてよかったといまは思える。」

猫を消すことを拒んだ「僕」。
それは同時に「僕」が消えることを意味します。
そして、最後に「僕」がとった行動とは・・・。

映画世界から猫が消えたならのキャストや佐藤健の演技見所は?

原作者である川村元気さんは以下のように述べています。

僕の仕事は映画プロデューサーなので、もともとはせっかく小説を書くのなら映画になりにくい作品の方が面白いなと思って『世界から猫が消えたなら』を書きました。映画というのは「何かが消えたこと」を表現するのが苦手なメディアで、小説なら「世界から猫が消えた」と書けば読者はその一行で想像するのだけど、映画だと何を撮れば「世界から猫が消えた状態」になるのかがわからない。”
“映画化が決まったとき僕はかなり難しいと思ったのですが、(中略)映画は映画なりの発明をしていて、監督の永井聡さんや、僕のプロデューサーとしての師匠筋の春名さん(『世界の中心で愛を叫ぶ』等のプロデューサー)は(中略)僕の考えた世界に、とても面白い解釈でアイデアを付加してもらうことで、とても映画的な脚本になったと思っています。

 

監督の永井聡さんは、サントリーCMの「BOSS」や
「カロリーメイト」などのCMを手掛け、
数々の広告賞を受賞した監督です。

 

また、脚本は『ちゅらさん』『おひさま』や、
『最後から二番目の恋』などの名作ドラマを手がけ、
映画『いま、会いにゆきます』(04年)を大ヒットに導いた
岡田惠和さんがつとめます。

そして、主人公の「僕」を演じる佐藤健さんですが、
小説の設定どおり“僕と瓜二つ”なアロハシャツの「アクマ」も、
佐藤さんが一人二役で演じます。

 ピクチャ 2

小説の中に登場する「アクマ」は、かなり明るく
軽妙なキャラクターであるため、
佐藤さんがどのように演じ分けるかが見どころですね。

また、「僕」の初恋相手を演じるのは宮崎あおいさん。
彼女は、物語の中でとても重要な役割を果たし
主人公に大きくかかわってきます。

そして、物語のメインとなる「猫」は二匹登場。
佐藤さんとの息もバッチリで、
寒い北海道での撮影の際には、
佐藤さん自ら猫を毛布で包んであげるなどの
気遣いを見せていたとか。

また、ロケ地にたまたまいた猫たちを“エキストラ”に使うなど
猫たちの可愛い映像も満載だそうです。

映画「世界から猫が消えたなら」は
2016年春公開予定です!
詳しい日程が決まり次第またお知らせしますね。

Thank you for coming today.

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