2014年に映画「アナと雪の女王」のアナ役の声を務め
劇中のセリフに加え歌も全て担当した神田沙也加さん。
松田聖子さんの一人娘であることはあまりにも有名ですね。
親子なのに名字が違ったり、事務所が違ったりと、
たびたび母娘の仲が取り沙汰されてきたお二人ですが
現在はどのような状況なのでしょうか？
娘の大ヒットに母は何を思うのか？
調べてみました。
神田沙也加、松田聖子のプロフィール
＜プロフィール＞
神田 沙也加（かんだ さやか）
生年月日：1986年10月1日
出身地：東京都世田谷区
身長：157ｃｍ
所属：ファンテック
松田 聖子（まつだ せいこ）
本名：神田 法子（かんだ のりこ） （旧姓：蒲池）
生年月日：1962年3月10日
出身地：福岡県
身長：160ｃｍ
所属：fericia club（ファンテックから移籍）
沙也加さんは、松田聖子さんと
神田正輝さんの娘さんです。
以前は「ＳＡＹＡＫＡ」という名前で
歌手デビューもしていました。
その頃は、『松田聖子と神田正輝の娘』と
言われるのを嫌がり
あえて名前を「さやか」とだけ名乗ったとか。
沙也加さんのデビューに際し、
億単位のプロモーション費用がかかったと言われていますが、
その後の歌手活動は決して順風満帆とは言えず
事務所は大赤字を抱えたと言われています。
当時を振り返り、沙也加さんはインタビューに
このように答えています。
「（母が）いつでも正確に歌えて、発声せずに出ていってあれだけ歌えるのを見て、人間ってああいうふうにだれでも歌えると思ってた」
「私はちゃんと訓練して努力しないとああいう風にはなれない」と感じ、「絶望した」
母である聖子さんについて、沙也加さんは
「天才型」と表現していて
そんな母をずっと身近で見ていた為に
自分との差に落胆するようなこともあったようです。
そして、芸能活動の休止を決め、
日々カフェでのアルバイトに励むなど
普通の生活をしていた時期もありました。
神田沙也加と松田聖子の確執？母娘だからこそ・・・
沙也加さんと聖子さんの不仲説が
まことしやかに流れたのは2005年ごろ。
きっかけは沙也加さんが「芸能活動の休止」を
何の相談もなく勝手に一人で決めてしまい
家を出て一人暮らしを始めてしまったからとのこと。
それに対し聖子さんは
沙也加さんへの給料支払いをストップ。
いわゆる“兵糧攻め”にしたと言われています。
沙也加さんがアルバイトに励んでいた理由は
こういった事情もあったようです。
また、沙也加さんと１２歳以上年の離れた恋人との関係を
母である聖子さんが猛反対して
親子げんかの末に警察沙汰になったこともあるとか。
そして、聖子さんに年下の恋人ができ、
その恋人と共に所属事務所から独立したことをきっかけに
２人の仲は完全に離れてしまったと言われました。
・・・あれ？この感じ。
アナが突然エルサに「結婚する」と報告して
「出て生きなさい！」と言われ
結局エルサが出ていった・・・というのに似てますね(笑)
聖子さんがアナみたいになっちゃっててますが。
話が逸れましたが、
この聖子さんの独立移籍問題で、
２人の仲はもはや修復不可能の状態になってしまいました。
結局、沙也加さんだけが祖母（聖子さんの母）が経営する
元の事務所に留まり、2006年に芸能活動を再開します。
その際、沙也加さんは
「ＳＡＹＡＫＡ」ではなく「神田沙也加」の名で復帰をします。
母親と事務所が離れたことによって
一人の「神田沙也加」としての再起にかけたのかもしれません。
ところで、松田聖子さんの本名ってご存知でしょうか？
旧姓「蒲池法子」（かまちのりこ）さんと言います。
神田正輝さんと結婚して神田法子さんになり、
離婚をした時に「蒲池」に戻らなかったのだそうです。
理由は、まだそのころ学生だった沙也加さんの
名字が変わることを気遣ったから。
母として娘をこんなにも思う気持ちがあるのに
なかなかうまくいかないものですね。
でも、血のつながりがある母娘だからこそ
確執があるのは当たり前のことだと思います。
誰しも家族には本音を見せますし
我儘だっていいます。
お二人に確執があるとするのなら
それは二人が母娘であることの
何よりの証拠なのかもしれません。
神田沙也加の歌に松田聖子が号泣！涙のわけは・・・？
事務所も変わり、生活も変わり
すっかり別の人生を歩んでいるかに見えた
沙也加さんと聖子さん。
そんななか、「アナと雪の女王」のアナ役が決まり、
映画のヒットと共に沙也加さんの人気はうなぎ上りとなります。
もちろん、お母さん譲りの歌声の力もありましたが
沙也加さんは自ら専門学校に通うなどして
歌と声のレッスンを積み上げ実力をつけていました。
「アナと雪の女王」の映画監督が来日した時、
沙也加さんと共にインタビューを受けていた監督が
声入れをしていた時の沙也加さんの演技を振り返って
思わず涙ぐむほど絶賛していました。
そして、2014年のＮＨＫ紅白歌合戦で
聖子さんと沙也加さんが母娘共演を果たします。
と言っても、聖子さんは日本の会場、
沙也加さんはニューヨークからの中継でしたので
実際にステージ上で並んだわけではありません。
沙也加さんが映画の劇中歌「生まれて初めて」を
熱唱すると、聖子さんの姿を日本のカメラが捉え
目頭を押さえる仕草を写します。
そして「Ｌｅｔ it go ありのままで」を
本家イディナ・メンゼルと一緒に歌う沙也加さん。
その歌声は、日本の紅白歌合戦の会場だけでなく
恐らくテレビを見ていたお茶の間まで、
大晦日の日本中を巻き込むほどの感動を呼びました。
大きな拍手を受けてにっこりとほほ笑む沙也加さん。
そして、カメラは大粒の涙をこぼす聖子さんを映します。
母だから、娘だからこそ、お互いのことをよくわかっていて
これまでの苦労を振り返って
本当に良かったと心から喜び涙する母親の姿が
そこにはしっかりと映し出されていたのです。
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